ベトナムワークパーミット取得のために必要な書類を徹底解説

ベトナム移住

はじめに

この記事では、自分の体験をもとにしてベトナムで働くためのワークパーミット取得に必要な書類について詳しく解説します。
昨年、自分で手続きをする際にインターネットにあまり情報がなくて困ったので、これからベトナムで働こうと思っている方の参考になれば幸いです。

ワークパーミット(WP)とは、ベトナム国籍以外の労働者がベトナムで就労する際に必要になる許可証のことです。
1ヶ月や3ヶ月程度であれば商用VISAと呼ばれる短期滞在用のVISAもありますが長期的に働くのであれば基本はこちらの許可証が必要になります。

ワークパーミット取得に必要な書類

必要な書類を一覧化しました。
見てもらうとわかる通りかなり必要な書類が多いです。

ベトナム渡航前とベトナム渡航後で用意すべき書類を分けています。
人によっては初めて目にするものもあるかと思うのでひとつずつ丁寧に説明しますね。

BeforeAfter
大学卒業証明書健康診断書
在籍証明書証明写真
無犯罪証明書
パスポート
招聘状

大学卒業証明書

こちらは、説明するまでもないかもですが大学を卒業したことを証明する書類です。大学の事務所窓口もしくは、郵送にて対応してくれます。

和文、英文どちらでも発行可能ですので指定がなければ英文でよいかと思います。
私は郵送で発行を依頼しましたが1週間前後で手元まで届きました。
詳細は、卒業した学校のHPを見るとよいです。

在籍証明書 (在職証明書)

日本で転職する際は、基本的に必要ないので馴染みがないものだと思います。
簡単にいうと前の会社でどんなことをやっていたのかを証明するための書類です。

取得方法は至ってシンプルです。
以前勤めていた会社に連絡して発行してもらえるように依頼します。
たったこれだけです。


とは言っても、辞めた会社に連絡をするのは非常に気が引けますよね。
私もそうでした。けど、安心してください。
対応してくれるのは人事の社員で事務作業として処理するだけなので何も気にしなくてOKです。

ですが、こちらが依頼して発行してもらう立場なので最低限準備をしておくと経験上スムーズに対応してくれます。

無犯罪証明書 (犯罪経歴証明書)

多くのWebサイトで無犯罪経歴証明書と紹介されていますが正式名称は犯罪経歴証明書です。
こちらも日本だと馴染みがないものかと思います。
その名の通り犯罪経歴を証明するためのものです。

入手するには、まず最寄りの警察庁に訪問し、申請をする必要があります。
その後、問題がなければだいたい2週間くらいで発行されるので、再度警察庁に訪問して交付してもらいます。

パスポート

これは説明不要だと思いますので割愛します。注意点としては、もし有効期限が1年未満の場合は更新しておいた方がいいです。
パスポートの有効期限より長い期間のVISAを発行することができないからです。

例えば、パスポートの有効期限が残り6ヶ月の場合、本当なら2年滞在できるVISAがもらえるのに6ヶ月分しかもらえないということです。
おそらく、企業側からパスポートの更新してくださいと案内されると思いますが、念のため知っておいた方がよいでしょう。

招聘状

こちらは、オファーをもらった企業からもらう書類になります。
簡単に言うとビザ取得のために発行してもらう招待状のようなものです。
会社が外国人(ここではベトナム人以外の人)を雇うために政府から発行してもらう書類のようです。 

この書類はDN VISAという商用VISA取得のために必要な書類となります。
別記事にて解説予定ですが、まずDN VISAを取得してからベトナムに入国しその後、ワークパーミットの申請を行うという流れになります。

健康診断書

こちらも特に説明不要かと思いますが、基本的にベトナムに渡航してから
受診することになるはずです。

もちろん日本でも取得できますが、あまりオススメではありません。
日本で発行した診断書をワークパーミット申請用として使うには、複数の機関から認証してもらう必要があります。

費用も手間もかかるし、不備があったらまたベトナムで再受診しなければならないので、ベトナム渡航後に企業に手配してもらう方がよいでしょう。

証明写真

こちらも特に説明不要かと思いますが、健康診断書と同じでベトナム渡航後に撮影することをオススメします。


申請用なのでいろいろと細かい指定があります。
私の場合は、ベトナムに渡航してから会社が手配してくれた写真屋さんで撮ってもらいました。

さいごに

いかがだったでしょうか。
この記事を書いている今でもこれらの書類を用意するのは大変だったなと、あの時に苦労した記憶が蘇ります。

初めて経験することばかりで戸惑うことも多いと思いますがひとつずつ対応していけばなんとかなります。
1人でも多くの人がこの記事を参考にして無事にワークパーミットをゲットしてくれたら嬉しいです。

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