ベトナム移住した30代独身男の生活費を公開

ベトナム移住

はじめに

ベトナム移住したいけど、生活費がどれくらいかかるか知りたい!
という方のために実際に1ヶ月にかかった費用と内訳を解説したいと思います。

ベトナムドンだと感覚がわからないと思うので日本円に換算した金額も記載しています。
2023年5月現在はかなりの円安なので、現在のレートは無視してベトナムドン計算の時に
よく使われる下記のレートで算出します。

20,000 VND = 100 JPY

ベトナムドンから日本円へざっくり換算する時は下記の方法がオススメです。

20,000 VND = 100 JPY
200,000 VND = 1,000 JPY
2,000,000 VND = 100,000 JPY

上記の3つの基準額を覚えれば、かけ算するだけなのでシンプルです。

600,000 VND なら 200,000 VNDに3をかけるので
1,000円×3=3,000円みたいな計算です。

0を2つとって、半分にするという計算方法が一般的ですが、
個人的には今回紹介した方法の方がシンプルかなと思います。
使いやすい方で計算してみてください。

かかった費用

こちらが実際に1ヶ月生活するのにかかった費用になります。
月によって多少変動しますが、私の場合はだいたい10-15万円くらいの範囲に収まります。

カテゴリー費用 (VND)
家賃10,500,000 (5.2万円)
光熱費500,000 (2500円)
食費10,453,000 (5.2万円)
日用品2,646,000 (1.3万円)
娯楽2,760,000 (1.4万円)
交通費950,000 (1万円)
Total27,809,000 (13.5万円)
残金15,191,000 (7.5万円)

みなさんが思い描いていた金額より高かったでしょうか?
それとも安かったでしょうか?

内訳

項目ごとに金額を出しただけだとイメージがしづらいと思うので
各項目ごとにもう少し詳細に説明しますね。

家賃

家計の中で1番大きなウェイトを占める項目になります。

1LDK 週1回掃除付き、家具家電完備でだいたい5万円くらいの部屋に住んでいます。
1人暮らしなら全く問題ない広さです。家賃は日本より割安に感じますね。

住む地域やサービスによって家賃は変動しますが
1人用の部屋なら350-600USDくらいの範囲です。
※ベトナムでは家賃がUSD表記が多いです。

もちろん、これよりも安いところもあります。私も実際にいくつかみました。
めっちゃ古い建物でエレベーターがないとか、全然手入れされてなくて汚いとか、
日本人の感覚だとかなりキツイと思う物件が多い印象です。

いずれにせよ、必ず内覧をして自分の目で確かめることが必須です。

光熱費

水道代はだいたい家賃に含まれています。
そのため、光熱費=電気代です

ガス付きの物件は、かなり数が少ないので基本はIHクッキングヒーターです。
ガスはプロパン式しかなくガス代が高いらしいので、あえてガスを使う必要もないですね。

料理をあまりしない人なら、電気代の大半はエアコンの使用になると思います。
日中オフィスで仕事をして、帰宅してから半日程度、休日も暑い時間だけエアコンをつけていました。料理は、時々うどんやそばを茹でる程度しかしません。

あとは、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機などの必須家電に加えてYoutubeや Netflixが見れる
インターネットテレビが部屋に備えつけられています。非常にありがたいですね。

ベトナムだとPrime Videoが見れないのが残念ですね。。。

電子レンジは、たまに使う程度で洗濯は週2回くらいしています。
Youtubeや Netflixを観るためにテレビはよく使っています。

こんな感じの使い方でだいたい月平均400,000 VND (2000円)くらいです。
多い時で500,000 VND (2500円)くらいですね。

食費

続いて食費です。
1番自分でコントロールがしやすい項目ですが、
ケチってベトナム料理ばかり食べていると精神的にしんどくなります。

毎食食べても全然平気な人はいいですが、
節約のためにあえて食べている場合は要注意です。
ローカルフードは無理のない範囲で取り入れるのがいいと思います。

ベトナムに来たばかりの頃は、ローカルフードばかり食べていましたが
3ヶ月目くらいからかなりキツくなって積極的に日本料理を取り入れるようにしました。
ざっくりですが、1日あたりの食費予算を400,000VNDに設定をしていました。


1人分であれば、これだけあれば余裕でした。
日によっては半分しか使わない日もあります。
一方で友人とご飯に行ったりすると余裕で予算オーバーの日もありました。

1人の時はだいたい下記のようなメニューを好んで食べていました。

メニュー費用 (VND)
朝食シリアル25,000 VND
昼食自分の好きなもの、何でもOK
(日本食、欧米料理)
200,000 VND
カフェコーヒー30,000 VND
夕食ベトナム料理 or Uber eats100,000 VND

最初の頃は、物価感を把握するために何にどれくらいお金を使ったか細かく記録していました。
1−2ヶ月住んでいると物価の感覚もわかってくるので、
3ヶ月目で細かく記録するのをやめました。

代わりに1日の食費予算だけ設定してざっくりですが、
予算以内に収まるように意識していました。

もちろん、旅行に行く時や友達と遊ぶ時は、特に意識せずにお金を使っています。
1人で普通に生活している時だけ意識するだけで十分です。

日用品

いわゆる日用品ですね。
トイレットペーパーとか洗剤とかお風呂で使うシャンプーやボディソープなどです。
基本は、必要なものを必要になったタイミングで買っているので月によって変動します。

このデータを集計した月は、急に寒くなってきて服を4着購入しました。
服にかけたお金がだいたい1,000,000 VNDくらいなので
本当に必要最低限なら全体金額の半分くらいでも大丈夫かなと思います。

日用品は、日本とだいたい同じくらいの値段か、少し安いくらいの感覚です。
ですので、日本にいた時と同じ感覚で問題ないかなと思います。

娯楽費

美容院代やマッサージ代などをこちらに含めています。

美容院代は日系のお店に行くとカット代で
500,000-700,000 VND (2500-3500円)くらいなので
日本で美容院に行く時と同じくらいの感覚です。
女性のカット料金はもう少し高いですね。

クオリティやサービスを一切期待しないのであればローカルでもいいかと思います。
たぶん、50,000 VND (250円)くらいでカットしてくれると思います。
私は、1ヶ月1回のリラックスタイムと割り切っているので日系のお店に行っています。

あとは、マッサージを週に1回行きます。
だいたい1回あたりチップ込みで300,000 VNDくらいですね。
観光エリアや高級感を売りにした店に行くと倍以上の値段になります。

マッサージに関しては、頻度を優先しているのでそこそこのクオリティで
コスパの良い店を選んで行くようにしています。

交通費

ベトナムの移動手段は、自分で自動車やバイクを買わない限り
バスかタクシーかどちらかになります。

タクシーは、車とバイクどちらかを選んで乗ることができます。
いつも配車アプリのGrabを使ってタクシーを呼んでいます。

私の場合は、長距離移動はバスを使い、短距離移動はタクシーを使うようにしています。
1-2 km 程度ならタクシーを使いそれ以上の距離になると
バスで近くまで行ってからタクシーを使います。

バスは、ルートが決まっていて自由度が低いですが
よく使う路線の番号だけ覚えておけば、簡単に使うことができます。
値段も一律で7,000 VND (25円) なので間違えてもすぐ降りればいいだけです。

長距離移動をする時にバスの優位性が発揮されます。
例えば、市内から空港までバスで行くと最安で16,000 VND (80円)で行けますが
タクシーを使うと300,000 VND (1,500円)くらいかかります。

バスは中級者向けなので、慣れてきたら使ってみるといいかと思います。

残金

これを書くと給与がバレてしまいますが、
気になる項目だと思うので隠さず公開したいと思います。

だいたい10,000,000 VND 以上は毎月手元に残っています。
残ったお金は、貯金と投資にまわしています。

私の場合は生活費の3ヶ月分がVNDで貯まった後は、USDに変えて投資資金としています。
ベトナムドンをたくさん保有するより価格が安定しているドルを持っておきたいと考えています。
ベトナム移住と資産運用については、別記事で詳しく書こうと思います。

さいごに

いかがだったでしょうか。

住んでいて感じことは、日本に比べて物価が安く感じるものもあれば、
あまり変わらないものもあるということです。

生活費の中で家賃と食費が比較的コントロールしやすい部分かと思うので
ご自身の給与と相談しながら予算設定するのがよいかと思います。

現地採用なので給与が特別高い訳ではないですが
派手にお金を使って遊ばなければ、余裕で生活できます。

今回の記事で実際にどれくらい生活費がかかるのか
雰囲気だけでも掴んでいただけたら幸いです。

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